2013年5月より新プロジェクトが開始しました!!
【河北新報社】
有名デザイナー手ほどき 仮設住民らチャーム作り 南三陸
有名デザイナー手ほどき 仮設住民らチャーム作り 南三陸
世界に通用するブランドづくりを目指す企画が、東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町で始まった。有名デザイナー芦田多恵さんと連携し、バッグなどに付ける飾り「チャーム」を製作して被災地から発信する方針だ。 |
企画はNPO法人ハンズオン東京が発案。同町の仮設住宅で手芸品の製作販売に取り組む団体「MSRスマイルプロジェクト」に協力を呼び掛けた。芦田さんはNPO法人の理事を務める。
芦田さんデザインのチャームはキリン、犬、猫の3パターンで、いずれも高級素材を使った手の込んだ製品。南三陸と芦田さんのイニシャルなどから名付けたブランド「MINA-TAN CHARM」として、今冬の発売を目指す。一つ数万円で、首都圏で販売する計画だ。
7月25日に町内であったワークショップには、仮設住宅に入居する女性ら14人が参加した。芦田さんから縫製技術の指導を受け、最も作りやすいキリンの簡略モデルに挑戦した。
参加者は普段、ポーチなどの手芸品製作で実績を持つものの、チャームの複雑な立体構造に悪戦苦闘しながら懸命に作業に当たった。
主婦三浦豊子さん(57)は「完成品が作れるようになるまでは大変そう。でもブランド化の夢に向けて頑張りたい」と語った。
芦田さんは「商品力で世界に選ばれるように応援したい。被災者の能力を生かした新しい地場産業の創出につながればうれしい」と話した。
2013年08月03日土曜日
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