2014年12月19日金曜日

12/18 《ミナタンチャーム》 読売新聞掲載 〝南三陸の主婦ら 笑顔で手作りマスコット〟

南三陸の主婦ら 笑顔で手作りマスコット

南三陸の主婦ら 笑顔で手作りマスコット

  • かわいらしさが人気のマスコット(南三陸町で)
 この取り組みは、被災地の女性に笑顔を取り戻してもらうため、同社デザイナーの芦田多恵さんらが昨年5月、南三陸町の知人を介して始めた。商品名の「ミナ・タン チャーム」は町名などが由来で、マスコットは手のひらサイズの縫いぐるみ。鎖が付いており、キーホルダーやアクセサリーとして利用する。現在はキリンやヒツジなど7種類を販売中だ。
 同社がイタリアなどから取り寄せた生地を用いており、デザインは全て芦田さんが手がける。女性たちは生地を郵送で受け取り、マニュアルに沿って各家庭でミシンで手作りする。完成品が基準をクリアすれば工賃が支払われる仕組みで、製品はどれも高品質。一つひとつの表情や柄が微妙に異なる点が特徴だ。
 現在は南三陸町を中心に、経営するそろばん塾を津波で流された女性ら12人が制作に参加。芦田さんや社員が定期的に町を訪れ、作り方を教えている。
 16日には町内のホテルで6回目となる勉強会が開かれ、同町や登米市などから集まった女性7人に対し、芦田さんらが来年発売予定のクマのマスコット作りを教えた。町内の仮設住宅で暮らす沼倉京子さん(81)は「マスコット作りは楽しいし、みんなで集まって話せて心も落ち着く。今の私の生きがいです」と笑顔を見せた。
 芦田さんは「制作を始めた当初と比べて、女性たちの表情が少しずつだが明るくなったと感じる。売り上げも順調で、いずれは町の新しい産業にしていきたい」と手応えを語った。
 商品はジュン・アシダの東京の直営店などで購入できる。価格は、キリンが1万3000円、ウマが1万5000円、ヒツジが1万2000~1万5000円などで、いずれも税抜き。問い合わせはジュン・アシダ(03・3463・8631)。
2014年12月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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