http://www.e-libera.com/ pleasure/2014/taeashida/ ?cspress より
南三陸町への支援活動 ─── MINA-TAN CHARM
芦田多恵は海外で学んできたせいか、社会とのつながりを とても大切にしている。その一つが、宮城県南三陸町の復 興支援活動。これは、芦田多恵と仮設住宅に入居する縫製 技術者とのコラボレーションによって生まれた小物制作の プロジェクト。洋服の端切れなどの素材とデザイン、縫製 の仕方などは芦田多恵が提供、現地の縫製技術者の手で生 産されたものをTAE ASHIDAのルートで販売しようというもの。そうして 生まれたのが、オートクチュールさながらの質感と高い付 加価値を備えたチャーム(マスコット付きキーホルダー) である。
買ってみたら復興支援に役立っていた
余った端切れなどを使用しているため、マスコットのキリ ンやイヌ、ウマ、ネコなどは、一つとして同じものはない 。「被災地の手づくり品」ではなく市場で競争できる「高 品質の商品」を目指しただけあって、手の込んだ仕上がり は一級品。「復興支援のために買うのではなく、買ってみ たら復興支援に役立っていたというのが理想」だそうだ。 こうした地道な活動を続けることで、やがて地場産業に育 ち、地域経済の自立に役立てば、と考えている。一時的な 寄付でなく、自立を支援するところに計画の永続性がある 。
MINA-TAN CHARMに込められた思い
このプロジェクトで生まれた製品は「MINA-TAN CHARM(ミナ・タン チャーム)」と呼ばれている。MINAは南三陸町のMI NA。TANはTAE ASHIDAのTAと千利休の孫、千宗旦(そうたん)の TANからとられている。千宗旦は、寺の住職から届けら れた白玉椿を、使いの小僧が転んで飛び散らしてしまい、 それを丁寧に懐紙に包んできたのを見て、花のない枝を床 の間に生け、花びらを畳みにまき散らして生かしたという 。そこには、一度、価値を失った洋服の端切れも、心を込 めて再生させれば生き返る、という思いが込められている 。
南三陸町への支援活動 ─── MINA-TAN CHARM
芦田多恵は海外で学んできたせいか、社会とのつながりを
買ってみたら復興支援に役立っていた
余った端切れなどを使用しているため、マスコットのキリ
MINA-TAN CHARMに込められた思い
このプロジェクトで生まれた製品は「MINA-TAN CHARM(ミナ・タン チャーム)」と呼ばれている。MINAは南三陸町のMI
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